か。帰ってきました。

帰国直後。あ!!!と、
心を200%西の方に置いてきてしまったのに気付く。
やーばい。
ちょっとでも取り戻すべく、すかんち30周年ライブにいきなり行った。
ローリーかっこよかった、真摯に音楽してて素敵で泣けた。
で、まあまったく取り戻せる訳もなく、家にあるアジア関連本全部引っ張り出したり、絵と文章をどういう順番で読んだらいいかわからなくて放置してたアジアパー伝全部、引きこもってずーと読んでた。
うー。
今回で旅、とりあえず気が済むかなあと思ってたんだけど、…行きたい所とやりたい事が増えただけだった。
また行くことしか考えられず。。。
バンドに迷惑かかるのだけがほんと申し訳ない!あーごめん。ああああ。ああああ。ああああああ


なんで旅、というのが、考えた末「おもしろすぎるから」としか私の語彙では言えなかったけど、その「おもしろすぎ」が完全に日本語の文章として表されてるのを、大好き〜な言語学者西江雅之せんせの本で見つけて、すんげ、文章って、こんなモヤった気持ちを目で見られる形にばんって完璧にできちゃうんだっけ。すんごいな。


本物の旅には保証がない。
必要とされる時間も費用も、見聞も出会いも、すべて当人の力に任される。
そのことに他者が介在することもないし、他者が責任を持たされることもない。
故に、旅する者には個人的な秘密という宝物が特権として与えられる。
それは世間に知られてはまずいというような、つまらない種類のものではない。
わたしだけの時間と場所、わたしだけの出会いと発見、わたしだけの物語のことである。
その秘密を得た時に、旅人は驚く。自分だけの驚きを驚く。


↑これ!そう秘密!!!!!秘密がとんでもない、毎日毎日秘密が降り積もる。積もって固まって地面になるなる。毎日秘密を歩いてる。
でも最中は台風の目のようで、真っ只中すぎて日常だしほんとわかんない。帰ってきてから、思い出すと倍、もっと倍に面白くて、思い出すために旅行った気もする、でもそしたら一生思い出したら一生面白いし、去年の春行ったインドもまだ超面白いので、一生読める本を買ったようなかんじで、そりゃまとまったお金も時間もかかるんだけど、うーん。安いよなあ。と毎回思う。